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ご挨拶
Message

「授業実践譜」の存在意義
奏でる音楽は、音を出したら、一瞬にして消え去ってしまいます。
でも、再現して上達することは可能です。「楽譜」があるから。
将棋の名人戦。目の前で見ることはできません。
でも、再現して研究することはできます。「棋譜」があるから。
授業実践は、授業が終われば、消え去ってしまいます。
そして、再現することは難しい。「授業実践譜」がないから。
授業で発した「指示発問」が良かったのかどうかを、 正確に研究することはできません。
記憶が頼りです。記憶は、時間経過とともに薄れていきます。
なので、授業検証には、「指示発問を文字化する」ことが大切なのです。
文字化しているから、この授業の流れに最もふさわしい指示発問は何か、を追究することができるようになります。
私は、小学校算数授業 1000 時間の「授業実践譜」を作成しました。
これが、各学校・各サークルでの参考資料になることを願っています。
坂本 秀行
PROFILE
東京学芸大学教育学部卒業後、宮城県内の小学校に勤務。
宮城県内のTOSSサークルに所属し、授業実践研究を重ねる。
伝えたいこと
児童は困っています
初任者教師は困っています
世の中には、様々な教え方があります。
○○方式、○○メソッド。塾があれば、その数だけの方法があります。
塾通いの児童は、「塾のやり方」と「学校のやり方」は別物だと思っています。
一方、学校の先生も、教え方は様々です。
自分が学生時代に教えられ納得した方法が一番良いとの思い込みから、教科書に書いてない、特別な方法で教えることもよくあります。
向山氏は言っています。
「教科書を使って授業することを習った教師はいない。みんな自己流、我流なのです」。
様々な教え方をされて困っているのは、児童です。
そんなやり方は、どこにも書いてありません。
その結果、様々な教え方が存在して困っているのは、初任者教師です。
明日の授業をどのように教えればいいのか、とっても悩んでいます。
児童も教師も、同じ教科書を持っています。
「教科書を使い、教科書の流れをもとにして授業を進める」ことは基本なのです。


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